きっかけは ささいなことで
3月にあげようと思っていたブログなので時差が激しいですが、ここはみなさんに3月の気持ちで読んでいただいて(無茶言うな)
よろしくお願いします(笑)
なんと!映画少年たちが公開されましたね!
おめでとうございます!!
個人的にはとても楽しみで 過去の文献や実際の奈良少年刑務所のことなどを独学で学んでいたくらいには興味(?)がありました。
2018年夏にはじめて少年たちを観劇しました。
そわそわして ワクワクして早く始まらないかなとか もうすぐ見られるとか 楽しい気持ちでいっぱいになっていました
そんなワクワクも 松竹座を後にするときには「楽しかった!」じゃなくて ズーンと乗っかってくるような そんな気持ちに苛まれました楽しかったけど!!!!!!!
考えさせられることが多かったような感じで 少し考えて また分からなくなって 絡まったままを放置した状態のまま季節が巡って秋
少年たちのセットや背景のもとになった奈良少年刑務所が 最後の公開だということでよくわからない使命感から「映画も撮ったところだし!見に行かなきゃ!」そんな軽い気持ちでいくことに決めました!フッ軽!!!イェー!!!!
正直 当日は、入るまですごくドキドキしてエキサイトして楽しみだったんですよね
順路に沿って進んでいくと 宣材に使われたところが見えてきてワクワクしてボルテージMaxでした
でもその気持ちは 内部に進んでいくうちに ショックに変わっていって
軽い気持ちで行ったことを申し訳なく思うくらい 少年たちのいた“跡”が残っていて ワクワクしながら並んだあの門も キュウウウッと胸が締め付けられて
ショックすぎて載せていいのか分からないけど 見てほしいので載せよう(矛盾)
▲かの有名な門ですね
▲この手前に看守の立つ台があります
Snow Manのいた側だっけ?
▲ JAPONICA STYLEのところかな…?
▲グラウンド 右手に見えるのは体育館かな?
多分左に行くと闇突きのところ
▲走ってるシーンのところかな
あまりの壁の高さに驚きと閉塞感と 怖さを覚えました
ここに少年たちがいた その事実だけで胸がいっぱいになって締め付けられて うまく言葉が見つからなくて
この中で少年たちは…と思うだけで 抱えきれない気持ちがこぼれ落ちてきました
▲ダンスシーンの上の階です
▲高い塀とグラウンド
闇突きのとこですかね!!!!
写真にはおさめませんでしたが、“ギス監”という江戸時代に実際に使われていたらしい牢で、虫かごのような監獄もありました。外に設置されていて、実際にいつぐらいまで使われていたのかはわかりませんでしたが 相当ショックでした。気になる方は検索していただくと出てきます!
それからこちら!
空が青いから白をえらんだのです という寮美千子さん編の 奈良少年刑務所の受刑者たちが「社会性涵養プログラム」において書いた詩をまとめた本を手に取る機会がありました
題名にもなった“空が青いから白をえらんだのです”は実際の受刑者が書いた詩です
僕に聞くのかい?の“あの空が青いから”はここからきたのかな??
胸の詰まるような そんな詩がいっぱいです
刑務所と聞くとどうしてもいいイメージは湧きません。これは私の偏見なのかもしれないけれど。
でも、独学からの自論を展開すると 受刑者たちを更生し社会で生きていけるようにするための安全な場所でもあるんだなと思えるようになりました。
少年たちを通して 葛藤や仲間 当たり前のありがたさを感じました。
実際に房の中でこんな環境で過ごしていたのかは分かりませんが、実にリアルに忠実に舞台を再現したようなものを感じました。
是非機会があればこちらの本も手にとって、8月16日からの少年たちの追悼上映をご覧になるとより深く感じられるかな…?とかだれ目線やねんっていう意見述べます。レポートかて
そんなわけで突然ですが終わりを迎えさせました。
ちょっとヘビーな内容だったかもしれないけどこのまま下書きに葬るのもちょっと違う気がしたのでブチ上げました。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます!
〈おわり〉